運転中にABS警告灯が点灯して、
「ブレーキはちゃんと効くの?」
「このまま走って大丈夫?」と不安になっていませんか。
ABSは安全装置のひとつですが、
警告灯が点いたからといって、
必ずしも“今すぐ止まれ”という意味ではありません。
このようなABS警告灯が点灯した場合の考え方を解説します。
結論|ブレーキは効くが、ABSは作動しない
結論からお伝えすると、
ABS警告灯が点灯していても、
通常のブレーキ機能は基本的に残っています。
ただし、
急ブレーキ時にABSが作動しない状態になるため、
滑りやすい路面では注意が必要です。
ABS警告灯は何を知らせている?
ABS警告灯は、
アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)に
異常や制御停止が発生した可能性を知らせる表示です。
ABSは、急ブレーキ時にタイヤのロックを防ぐ補助装置であり、
通常走行時の制動力そのものを作る装置ではありません。
※整備工場では「ABS警告灯」または「ABS系統異常」と説明されることがあります。
考えられる主な原因
- 車輪速センサー(ホイールスピードセンサー)の異常
- 配線やコネクタの接触不良
- バッテリー電圧低下による一時エラー
特に、
エンジン始動時の電圧低下や、
雨天走行後に一時的に点灯するケースもあります。
走行しても大丈夫?判断の目安
次のような場合は、注意しながら走行可能なケースが多いです。
- ABS警告灯のみが点灯している
- ブレーキの効きに違和感がない
- 異音や振動がない
一方で、
次の症状がある場合は無理な走行を避けてください。
- ブレーキ警告灯も同時に点灯している
- ペダルの感触が明らかにおかしい
- 他の警告灯が複数点灯している
自走が不安なときは
「本当に止まれるのか不安」
「ブレーキに違和感がある」と感じた場合は、
無理に走らずロードサービスの利用を検討してください。
▶ レッカー・ロードサービスの考え方はこちらで解説しています
他の警告灯も確認したい方へ
ABS警告灯は、
他の警告灯と同時に点灯することもあります。
警告灯全体の優先順位や対処法は、
総合ページで整理しています。
まとめ|ABS警告灯は「止まれ」ではなく「注意」
ABS警告灯が点灯しても、
すぐにブレーキが効かなくなるわけではありません。
ただし、
ABSの補助が使えない状態である以上、
いつも以上に慎重な運転と早めの点検が大切です。
この記事が、
落ち着いて判断するための参考になれば幸いです。

