走行中やエンジン始動後に、
安全装置(ADAS/PCS)警告灯が点灯して、
「故障?それとも一時的なエラー?」と不安になっていませんか。
最近の車は、衝突被害軽減ブレーキ(PCS)や車線逸脱抑制など、
いわゆるADAS(先進運転支援システム)が搭載されていることが多いです。
この警告灯は、それらの機能が制限された可能性を知らせます。
このような安全装置(ADAS/PCS)警告灯が点灯した場合の考え方を解説します。
結論|走行はできることが多いが「支援機能が使えない」前提で
結論からお伝えすると、
安全装置(ADAS/PCS)警告灯が点灯しても、
走行自体は可能なケースが多いです。
ただし、
自動ブレーキや運転支援が一部停止・制限される可能性があるため、
「いつもより安全装置が助けてくれない前提」で運転する必要があります。
この警告灯は何を知らせている?
この警告灯は、
カメラ・レーダー・センサー類を使った運転支援システムに、
一時的なエラー、または異常が検知された可能性を示します。
車種によってはメーターに、
「PCS利用不可」「前方センサー確認」などのメッセージが表示されることもあります。
※整備工場では「PCS警告」「運転支援システム異常」「前方認識カメラ/レーダー系統」と説明されることがあります。
一時エラーで点灯しやすい例
ADAS/PCSは外部環境の影響を受けやすく、
次のような状況では一時的に機能停止→警告灯点灯が起きることがあります。
- 豪雨・濃霧・降雪でカメラやレーダーが見えにくい
- フロントガラスの汚れ・曇り・結露
- センサー部分の汚れ(虫・泥・雪)
- 逆光やトンネル出入口など、急な明るさ変化
この場合は、
環境が改善したりセンサー部を清掃したりすると、
警告が消えることもあります。
故障の可能性が高いサイン
次のような場合は、一時エラーではなく
点検が必要な可能性が高いです。
- 天候や環境に関係なく、毎回点灯する
- しばらく走っても警告が消えない
- メーターに「点検」「故障」など明確な文言が出る
- 警告灯が他の警告灯と同時に点灯している
特に、
事故や飛び石のあと、フロントガラス交換のあとなどは、
センサー調整(エーミング)が必要になる場合があります。
走行しても大丈夫?判断の目安
ADAS/PCS警告灯が点灯しているときは、
運転支援が使えない可能性を前提に、次を意識してください。
- 車間距離をいつもより多めに取る
- 速度を控えめにし、急な操作を避ける
- 「自動で止まってくれる前提」で運転しない
また、
前方カメラやレーダーが正常に働かないと、
車線逸脱抑制や追従クルコンなども利用できない車種があります。
自走が不安なときは
ADAS/PCS警告灯単独であれば、
すぐにレッカーが必要になるケースは多くありません。
ただし、
他の警告灯も同時点灯している場合や、
走行に支障(加速不良・失火・異音など)がある場合は、
無理に走らずロードサービスを利用してください。
▶ レッカー・ロードサービスの考え方はこちらで解説しています
他の警告灯も確認したい方へ
警告灯は1つだけとは限りません。
優先順位や対処法を総合ページで整理しています。
まとめ|「支援が効かない前提」で、安全側に判断しよう
安全装置(ADAS/PCS)警告灯が点灯した場合、
走行できるケースは多い一方で、
運転支援が使えない可能性があります。
まずはセンサー部の汚れや天候などを確認し、
それでも繰り返す場合は点検につなげましょう。
不安があるときは、
無理をせず安全側に判断することが大切です。

