水温警告灯が点いた|オーバーヒート時の正しい対応

走行中に水温警告灯が点灯して、
「このまま走っていいの?」
「すぐ止めるべき?」と不安になっていませんか。

水温警告灯は、
エンジンが熱くなりすぎている(オーバーヒートの可能性)を知らせる重要なサインです。
対応を誤ると、故障が大きくなることがあります。

水温警告灯のアイコン

このような水温警告灯が点灯した場合の正しい対応を解説します。


結論|安全な場所に停車して冷却を優先

結論からお伝えすると、
水温警告灯が点灯した場合は、
できるだけ早く安全な場所に停車し、冷却を優先してください。

走行を続けると、
エンジン内部の損傷や冷却系のトラブルが悪化し、
高額修理につながる可能性があります。


水温警告灯は何を知らせている?

水温警告灯は、
エンジンの温度が高くなりすぎた、または上がりやすい状態にあることを示します。

車種によっては、
メーター内に「H」表示や「高水温」のメッセージが出ることもあります。

※整備工場では「高水温」「オーバーヒート気味」「冷却系統の異常」などと説明されます。


考えられる主な原因

  • 冷却水(LLC)の不足・漏れ
  • ラジエーターファンが回らない(電動ファン不良)
  • サーモスタットの不具合

原因によっては、
冷却水を足すだけで済む場合もありますが、
漏れや部品不良があると再発します。


まずやること|安全に停車する手順

水温警告灯が点いたら、次の順で行動すると安全です。

  1. 無理に加速せず、交通状況を見て安全な場所へ停車
  2. 停車したらエアコンをOFFにする
  3. 可能ならボンネットを開けて自然冷却(やけど注意)
  4. 落ち着いて異臭・白煙・漏れがないか確認

※ボンネットを開ける際は、熱気が一気に出ることがあります。
やけどに注意し、無理をしないでください。


やってはいけないこと(重要)

オーバーヒートの疑いがあるときは、
次の行動は危険な場合があります。

  • 熱い状態でラジエーターキャップを開ける(やけどの危険)
  • 警告灯が点いたまま走り続ける
  • 原因が不明のまま冷却水を何度も足して走る

特にキャップ開放は危険です。
冷却系の圧力がかかっていると、熱い冷却水が噴き出すことがあります。


自走しても大丈夫?判断の目安

水温警告灯が点いた場合、
原則として自走はおすすめできません

一時的に警告灯が消えても、
原因(漏れ・ファン不良など)が残っていると、再び温度が上がります。

次のような症状がある場合は、
その場で走行をやめて相談してください。

  • 冷却水のにおいがする/甘いにおいがする
  • 白煙が出ている
  • エンジンの出力が落ちる
  • 警告灯が消えない/短時間で再点灯する

自走が不安なときは

水温警告灯が点いた場合は、
無理に走らずロードサービスで移動するのが安心です。

保険内容によっては、
レッカー費用が補償される場合もあります。


▶ レッカー・ロードサービスの考え方はこちらで解説しています


他の警告灯も確認したい方へ

水温警告灯は、
他の警告灯と同時に点灯することもあります。

警告灯全体の優先順位や対処法は、
総合ページで整理しています。


▶ 警告灯の種類と対処法まとめを見る


まとめ|水温警告灯は「冷やす・止める・相談」が基本

水温警告灯は、
エンジンを守るための重要なサインです。

点灯したら無理に走らず、
安全に停車して冷却し、
状況によってはロードサービスや整備工場へ相談してください。

早めの対応が、
故障を小さく抑えることにつながります。